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48 生徒会室でイケナイお遊び

Autor: 槇瀬陽翔
last update Fecha de publicación: 2026-02-05 07:48:20

ピピピピッ

俺はいつものように携帯のアラームで目を覚ます。やっぱりあんまり寝れないのは変わらないらしい。

「ん~。月曜日か…どうすっかなぁ」

俺は携帯で曜日を確認して溜め息をつく。

月曜日はいやでも朝会がある。さてどうしたものか…朝会に出れば間違いなく貧血を起こすだろうな。

俺は取り敢えず起き上がり制服に着替えるだけ着替えた。

そのまま、ほとんど空のカバンと必要なものをポケットにしまい1階に降りキッチに入る。

冷蔵庫を開け食材を取出し朝食を作る。

ほんとは食べる気なんてないけど食べないと翔太に怒られそうだし…。

また痩せたって知ったら怒るんだろうなぁ翔ちゃん…。

なんて思いながら作った朝食をいやいや食べる。

ほんと食べたくないんだけどさ。だけど朝食だけはちゃんと食べないと不味いんだろうな。3食まともに食べてるわけじゃないし、昼は確実に食べられない状態なんだから…。薬もまともに飲んでないしなぁ。

朝食を食べ終え食器類を全部片付けて溜め息をつく。

「ふむ。さぁ、どうするかな?」

本来なら1時限目にギリギリ間に合う時間に行くところだが…

「朝から拓ちゃんに会いたいから行こうか
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  • 蒼い華が咲く   123

    公園を出てすぐ俺の携帯が鳴った。相手は渡だ。「なんか用かよ?」俺は溜め息混じりに聞く。『暇だろ? 今から来いよ。あ…これ命令だから』 渡はそれだけ言って一方的に切った。 俺は溜め息をつき行き先を変更した。 俺は目的の場所に着き扉を開けると異様な光景が広がっていた。 いわゆるドラッグパーティ。薬でみんながハイになって騒いでる。「よう。マジで来たな。お前もこれ飲めよ」 渡がそう言って差し出したのは黒と白のカプセル。 「なにこれ?」 俺はそれを受け取り聞いて見る。 「合成ドラッグ『ダークエンジェル』俺たちが改良に改良を重ねたやつだ」 あぁ。やっぱりね。俺にドラッグを初めて教えたのがこの男だ。 俺の場合は身体が拒絶してドラッグを受け付けなかったが…それは今でも同じだ。「悪いけど俺には飲めねぇよ」 そう告げる。 「んだよ。あの頃のままかよ。それじゃぁ違うことしてもらおうかなぁ~」 なんていって渡は俺の腕を掴むとドラッグでハイになってる連中の所に俺を連れて行き 「好きなように犯しちゃって。こいつ慣れてるから。そこら辺の女よりいい身体してるぜ」 ぶん投げる。やっぱりね。こいつにとって俺はいつまで経っても唯の道具にしかないんだ。「へぇ~。上玉じゃぁ~ん」 「楽しませてもらおうぜ」なんて言いながら幾つもの手が俺に伸びて来る。 床に押さえ込まれ衣服は剥ぎ取られていく。「なぁなぁ俺一番!」 何とか言いながら俺の中に勢いよく突っ込んでくる。 「…っ…」 いくら慣れてるとはいえいきなりの行為に冷や汗が浮かぶ。 「すっげぇ~。こいつ最高じゃん!」 なんて言いながら動き始める。 気がつけばそこにいるのは男だけじゃない。女もだ。 「じゃぁこっちは私に頂戴」 なんて言いながら俺の上に跨り俺のものを自らの中に入れていく。 「…ん…ぁ…この子最高」 なんて言って動き始める。ドラッガー達の宴が今始まった。 飽きることなく続いたドラッガー達の行為。薬が切れ眠った頃を見計らい俺は自分の服を纏いその場所を後にした。 気だるい身体で家に帰りシャワーを浴び制服に着替えキッチンに行き朝食を作り出して手が止まった。急に襲い来る吐き気。俺は急いでトイレに駆け込んだ。 「…っ…うっ…げぇ…」 吐くものなんかないのに吐き気だけが起こる。

  • 蒼い華が咲く   122

    午後の授業なんて殆どまともに聞いてなかった。ただダラダラとノートを書き写していっただけ。授業の終わりを告げるチャイムが鳴る。俺はそれと同時にカバンを持ち教室を後にした。あいつのいる場所に長く居たくなかったから。俺は足早に階段を下り下駄箱で靴を履き替えると急いでバス停に向かった。この時間なら丁度来るのだ。俺はそれに乗り込むと小さく息を吐いた……。流れていく景色。この景色でさえ今の俺には色褪せて見える。二人を失くしたら俺はきっと……きっと……闇に飲まれていくんだろな……バスを下り家に向かって歩いていく。誰もいない家。もう誰も来なくなるんだね。俺は鍵を開け家の中に入る。し-んと静まり返る室内。あの頃に逆戻りするんだな。誰もいないあの頃に……たった一人で過ごすあの頃に……一人寂しいあの頃に……でもそれは俺が望んだこと。みんなを守るためなら俺は……俺は孤独を選ぶよ。喜んで孤独の中に身を置くよ。皆が守れるのなら……。皆大好きだから……だから一人に戻ろう……いつもの時間。俺はZEAのメンバーが集まる溜まり場に来ていた。「蒼華。話ってなんだよ?」俺が来たことに気付いた翔太が声を掛けてくる。俺は小さく息を吐き「今日でお別れだ。もうZEAに護ってもらう必要はない」はっきりと言い切る。「なっ」「ちょ…」「何で」メンバーからそんな声が

  • 蒼い華が咲く   121

    俺の風邪も何とか治り学校に行くようになったらクラスのみんならか熱い抱擁が待っていた。「織田~!お前最高!」「やっぱただもんじゃねぇ~!」なんて言われる。「あ~そう。ってことは?」皆からの抱擁を逃げつつ自分の席に着こうとして後ろを見て気付く。そこには優勝の文字。デカデカと書いてあった。A組優勝!ってね。クラス対抗だから1年から3年までの結果もプラスされるのだが……どんだけ強いのA組って感じ?まぁ俺は途中でぶっ倒れたからどうなったのかなんて知らないけどさぁ。拓ちゃんにも聞かなかったしね。まぁもともと俺こういうのって気にしないから。「ふぁぁ…ねむ…」欠伸を一つついて自分の席に座り早速に寝る体勢に入れば「そういえば今日転校生が来るらしいぞ?」なんて言葉が耳に入る。時期外れの転校生ねぇ~。まぁ俺には関係ないね。そう思ってたはずなのに……俺には関係ないはずだったのに……教室がざわつく中HRが始まり吉田がやってきた。「お前ら元気だなぁ~。まぁいい。転校生の佐久間渡だ。仲良くしてやってくれよ。」吉田の言葉に驚き顔を上げ問題の転校生を見てさらに驚いた。昔の男。よりによってあいつが……あいつが転校してくるなんて……俺は小さく息を吐き、また寝る体勢に戻った。関わらなきゃいいだけのこと……あいつの事だ俺のことなんて忘れてるはずだから……。俺は寝る体勢のまま、耳だけは吉田の話を聞いていた。まぁ特に変わったことはないか……なんて思ってるうちにHRも終わりその

  • 蒼い華が咲く   120

    「…ん…」 ひんやりとした感触に気付き目を覚ましたら 「悪い、起こしたか?」 拓ちゃんが少し困った顔で聞いてきた。 「…今…何時?…」 俺は聞いてみる。 「3時を回ったところだ」 拓ちゃんは時間を教えてくれた。俺、あのまま寝ちゃったんだ。 「ちゃんと寝てる?」 拓ちゃんに聞いてみる。 「大丈夫だ。寝てるから。ほら…お前ももう少し寝ろ」 拓ちゃんはそう言って俺の頭を撫でる。 これって気持ちいんだよね。 「ん…おやすみ…」 俺はそう呟く。 「あぁ。おやすみ」 拓ちゃんは俺がまた寝付くまで頭を撫でててくれた。 「…ん…んん…」 朝、目が覚めた俺は思いっきり背伸びをした。 昨日と違って身体が軽~い!「起きたのか。大丈夫…そうだな」 拓ちゃんが俺を見ていう。 「ん。熱が下がれば後は早いから…」 俺はそう答える。 いつもそう。熱さえ下がれば咳とかなんて後はすぐに治るんだ。「でも今日1日は外出禁止。大人しく寝てること」 なんて拓ちゃんに念押しされちゃいました。 「は~い。わかりました~」 俺は素直に返事をする。 拓ちゃんは俺を見て笑うと制服に着替え 「もし自分で歩けるなら冷蔵庫の中にヨーグルトがあるから食べられそうならそれ食べて薬飲めよ?」 そう説明してくれる。 「ん。わかった」 俺はとりあえず返事をしておく。拓ちゃんは着替えが終わると部屋を出て行った。戻ってきた時には昨日と同じ土鍋を持ってきて 「朝ごはん。これもちゃんと食べるように」 そう言って机にトレーを置くと俺の身体を起こす。 俺は身体を起こし座り 「時間は?大丈夫?」 聞いてみる。拓ちゃんは俺の膝の上にトレーを置き 「大丈夫だ。いいから食べな」 そう答える。俺は両手を合わせ 「いただきま~す!」 そう言ってお粥を食べ始めた。ん~

  • 蒼い華が咲く   119

    倒れてから俺の記憶はぷっつり途絶えた。 で…ガンガンする頭に唸りながら目を覚ましたらそこは見知らぬ場所。はて?ここはどこでしょう?「…っ…ゴホゴホッ…」 あ~もう~…最悪じゃん俺…。もしかして誰かに拉致られた? 俺を拉致しても誰も悲しまないけど。 元々親に捨てられたようなもんだし。「う~…ここどこだよ…っ…ゴホゴホッ…」 あ~声が完全に嗄れてま~す。誰かの部屋なんだろうけど誰の部屋? ガチャッ ここの住人さん? う~よく見えない~! 熱が出ると俺、動けなくなるのよね…。 だから頭を動かすのさえ辛いのよ…「起きてたのか」 うにゃ!この声は!「…っ…拓ちゃん?…」 ってことはもしかしてもしかすると? ここは拓ちゃんの部屋ですか?「あ~あ。完全に声が嗄れてるな。だから無理するなって言ったのに…。ちょっと頭動かすぞ」 拓ちゃんはそう言って俺の頭を持ち上げ氷枕を取り替えてくれた。 う~ん冷たくて気持ちがいい~「…ここ…どこ?…」 俺は一先ず聞いてみる。拓ちゃんはベッドの側に椅子を持ってきて座ると「ここは俺の住んでるアパート。お前の家よりこっちのが都合がいいからな。それにあの家に一人でおいておけないしな」 そう説明してくれる。ん~でも一人でも平気なんだけどなぁ~。 今までそうだったから。「ただの風邪だから2、3日で治るそうだ。薬もあるからちゃんと飲めよ?」 う~ん、さすが拓ちゃん。しっかりしてます!「ん~…ごめん…迷惑かけちゃったね…」 俺がそれを口にした途端に拓ちゃんがペチッて軽く額を叩いて来た。 「馬鹿。こんなの迷惑のうちに入るか。とにかくお前は早く治すこと!」 ありゃ。怒られちゃった。「…ん…わかった…でも…拓ちゃんは?…大丈夫??…寝る場所とか…」 俺が拓ちゃんのベッド占領してるわけだし…「だからそういうことは気にしなくていいんだ。お前は何も考えずに大人しく寝てろ。わかったか?」 ありゃりゃ。また怒られちゃった。「…ん…わかった…っ…ゴホゴホ…」 はぁ~。完全に風邪ですねぇ~俺。 「蒼樹。口開けてみろ」 なんて言われるから素直にあーんって口を開けたら飴がコロンって入ってきた。「のど飴。お粥は食べられるか? 薬を飲まなきゃいけないんだけど」 拓ちゃんはそう聞いてくる。 「…ん…少し

  • 蒼い華が咲く   118

    「顔色が悪い」 急にそんなことを言われ顔を上げると拓ちゃんと目が合った。 「へ? そう? 」 俺は記録係の方に集中してて自分の体調の変化なんて気にもしてなかったのさ。 拓ちゃんの手が俺の額に当てられる。 「お前。これ熱あるぞ?」 はっきり言われちゃいました。ありゃ、ばれちゃった。 さっきからだるいなぁ~とは思ってたんだけどなぁ~。 「大丈夫だよ。これぐらいなら平気で~す。ほいじゃあ最後の種目に行ってきま~す」 俺はその場から逃げるように集合場所に向かった。 「蒼樹、こっち」 俺を見つけた翔ちゃんが呼ぶ。俺はそっちに行き 「ありがとう。…っ…ゴホッゴホッ…」 あ~完全にやばいかも…。 「ちょ…お前、本当に大丈夫かよ? ってあちぃ…お前これ熱あるじゃん…」 翔ちゃんが俺の額を触り言う。 「ん~、そう? これで最後だから大丈夫だよ。後は記録係やってるだけだしね」 俺はそう答えた。翔太は溜め息をつき 「棄権したほうがいいんじゃねぇの?」 言ってくる。俺は咳を我慢しながら 「大丈夫。これで俺の役目は終わりでしょ? …ゴホッ…翔ちゃんこれ以上は禁句。みんなには内緒よ」 そう告げる。クラスのみんなには内緒にしとかないとね。無理してたのばれたら何言われることやら…。 「はいはい。わかりました」 翔ちゃんは渋々了解してくれた。 まぁ、翔ちゃんの気持ちはわかるけどさ。 でもさ、みんなが俺に期待してるからさ。頑張らなきゃね。「移動しますねぇ~」 実行委員の子がそう誘導し始める。 ん。流石にちょっと辛いかも…。 まぁ走れないわけじゃないからいいか…。 ラスト1000mこれさえ終えちゃえばいいからさ。 頑張らなきゃなぁ。「よ~い」パーンッ! 一斉にみんながスタートしていく。俺と翔太はというとダラダラ~。 はじめはねぇ飛ばさないのよ。 いつもダラダラ走ってるのさ。 だってグラウンド5周よ? 真面目に走りませ~ん。でもねちゃんと1番走者の目の届く所に入るのよん。 いつでも抜かせれますよ? 状態です。「お前マジで大丈夫か?」 走りながら翔ちゃんが聞いてくる。 「ん~。多分大丈夫」 俺はそう答える。ほんとはちょっときつくなってきたかも…。熱のせいだよね。 「こら~織田~苗代~真面目に走れ~!」 「お前ら~真面

  • 蒼い華が咲く   36

    毎度のことながら怒涛の如くテストも終わり答案用紙が返された。そして、毎回恒例の順位表が廊下に貼りだされていた。「やっぱお前ってムカつく」 順位表を見て翔太が呟く。 「なんで?」 言わんとすることはわかってるけど、つい聞き返しちゃった。 「あの結果だよ! なんでお前あんなに成績がいいわけ? 普段、授業はサボるは、話は聞いてないは、寝てるはってしてるヤツがよ!」 張り出された紙を指さし言われた。 「イヤ、ほら、翔ちゃんだっていいじゃん?」 俺は翔太も人のこと言えないだろって意味を込めて言い返した。実際そうだしさ。 「お前ねぇ、普段から真面目に勉強してねぇ不真面目なやつがクラスで

  • 蒼い華が咲く   34

    「泊ってく?」 俺は自分の口から出てきた言葉に驚いた。金狼さんも驚いたようだ。 「あっ、やっ、無理にって言わないよ」 俺は慌てて弁解した。だって明日はテストだしね。そんな場合じゃないよね。 「いいのか?」 金狼さんは驚いたままで聞き返してきた。 「あ、うん。金狼さんがそれでいいならの話だけどね」 俺は門を開けながら答えた。だって無理強いは出来ないもん。 「お前が迷惑じゃないなら泊ってくが…」 金狼さんが苦笑を浮かべる。 「俺は平気。じゃぁ、上がって。俺のベッドだから狭いけどそこは我慢してね」 俺は家の鍵を開けて金狼さんを招き入れた。あっ、これで2回目かも…「お邪魔しま

  • 蒼い華が咲く   30

    東棟から西棟の教室に戻ろうと思って階段を下りてたら会長さんが壁に凭れて待ってた。 「ごめんね? 俺のせいで会長さんにも迷惑がいっちゃったでしょ?」 俺は小さく笑いながら聞いてみた。俺のとこに来たってことは会長さんの所にも行ったってことだし… 「俺は大丈夫だ。お前は? 大丈夫か?」 会長さんに反対に聞かれちゃったや。 「大丈夫だよ。迷惑かけたのはこっちだしさ。ごめんね?」 俺はぺこりと頭を下げた。間違いなく、俺が起こした行動で彼に迷惑をかけたのだから謝るのは当たり前だからね。 「お前からのごめんは聞かないって言っただろ」 なんて言われてしまった。 「それじゃぁ言葉がないよ会長さ

  • 蒼い華が咲く   21

    体育の時間、俺たちは子供の様にギャーギャーと騒いでいた。 担当の先生に急用が入ったってことで自習になったのだ。何をしようかって話になって誰かが童心に戻ってドッチボールをしようと言い出したのだ。それに全員が賛成してドッチボールを始めたのだった。「てめぇ蒼樹、いい加減に当たりやがれ!!」 そんなこと言いながら俺をめがけて翔太がボールを投げてくる。 「やだよ~ん」 俺はそれを避けてあっかんべ~って舌を出す。 「観念しろ織田!」 翔太からボールを受け取った斎藤が俺に向かってボールを投げてきた。かなり威力のある直球がまともに俺の方へと飛んできた。誰もが息をのんだ。当たり前? だよね。俺、

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